水窪「山に生きる会」

NPO法人山に生きる会は７日　秘境駅ランキング全国第３位と言われる飯田線「小和田駅」の周辺整備を行いました。



同会会員１１人は　静岡県（水窪町）・長野県・愛知県の三県分岐駅「小和田駅」のホームや駅舎、散策道の掃除などの整備を行いました。



小和田駅周辺には人家はなく　車両では到達することができません、　
一番近い人家や車道のある塩沢集落までは登山道のような急登を１時間ほど歩かなければなりません。
そのためウォーカーが楽に歩けるように　同会会長が山から切り取った木枝で手作りした杖を　備え付けました。
つえを備え付けたスタンドは会員が天竜杉で作成しました。



この日には　７名の方が訪れていました。遠くは北海道札幌、東京、愛知県等の方たちでした。
かって、大嵐駅まで通じていた険しく狭い廃道を探索したり、廃屋を眺めたりしていました。
駅舎には小さなガラス戸を上に持ち上げ硬券の切符を販売していた木の窓口がそのまま残っています。
マニアにはたまらない魅力です。
（JR東海は　２０２０年１１月13～15日21・22日５日間「１０周年飯田線秘境駅号」を臨時運転します）