› 水窪「山に生きる会」 › 施設の活用 › 伝統・文化・芸能 › 長尾農村公園

2014年02月14日

長尾農村公園


むかし、水窪町長尾の農村公園近くの翁川に大きな岩があり蛇ケ淵という深い淵がありました。
こんな話が伝えられています。

その淵には、蛇が棲んでいて村人が頼むと 寄り合いや祝言などに使う膳椀を貸してくれました。

ある時膳腕を借りた村人が借りた膳椀を気に入り全部は返さずその膳椀を家に持っていました。
それから間もなく大水が出て家が水浸しとなりました。水が引いて見ると ほかに無くなった物はありませんが 蛇から借りた膳椀だけが流されてありませんでした。

そこで 村衆は誰ともなく「蛇が自分の膳椀を取り返しに来て持って行った」のだと言うようになりました。とさ。

長尾農村公園











※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
長尾農村公園
    コメント(0)